任務３：帰国

８月１日までに準備を済ませて、無事にアメリカに帰ること。

日本の島根県に住みついてもう２年か？２０１０年８月に２年ぶりに日本へ来たのは、今回は留学ではなく仕事のためでした。大学を卒業したばかりで、世間知らずな僕と婚約者の二人で日本という外国へ実社会の経験を積みに行こうと。それで一個の夢を成し遂げて行くうちに、一生忘れられない体験がたくさん出来ました。一期一会で友達と会えたり、思いもよらず広島から北海道までの国内旅行や、グアムとフィリピンの海外旅行も出来たり、日本独特の生活や行事を通して文化や言語が学習出来、語学の技能を磨く事が出来ました。結局、自分について深く学ばせてもらう機会となりました。

でもこの時期はそろそろ終わります。日本へ旅行で遊びには来ると思うけど、もう住まないと思っているのです。とにかく、８月１日又は７月３１日にアメリカに完全に帰る予定になっています。その日まで沢山の準備をしなければなりません。２年間の間に買ったり貰ったりした物を何とか一ヶ月以内にアメリカに送らなければなりません。ほとんどの荷物を結婚式の時にグアムまで運んで、そこから国内で安く送る予定です。できれば日本から行く友達にも頼んでみようと思っているところです。（笑）

友達と言えば、皆とのお別れが一番つらいことでしょう。近くに住んでいる他の外国人だけじゃなくて、お世話になったりいっぱい遊んだりした日本人の友達もいて、家族のようになった友人がたくさん出来ました。もうすぐ勤めている学校の子供達にも伝えなくてはいけません。友達と相談し、「アメリカへ夢を追いに行く」と説明することにしました。本当はそうだけど、そのことをどう受け取るかはその子それぞれ違うと思います。もうしかしてそういった「夢があるからこそこの道を選んだ」という言葉は子ども達に影響を与えて、勇気も引き出してあげられるかなと考えています。そうなるといいんですけど。

あ、すみません。僕、なんだかんだ言っているけど、本当の問題はこれ：一体どうすれば７０冊以上のマンガを日本から送れるでしょう？

（この日記はえじゃさん、cocoさん、Ryousukeさんのおかげです）

任務１：結婚式

７月７日に予定している結婚式を充実したものにすること。

というわけで、七夕まで残り１ヶ月です。普段ここ日本に一緒に住んでいる婚約者は今、グアムの実家に帰っています。そうなんです。結婚式はグアムで行います。しかも、彼女の親戚はけっこう多くて、私の１０人に及ばないアメリカから来る家族と友達を合わせて、参列者は２００人位来ると私達は予想しています。アメリカの結婚式に詳しい方がおられると思うんですが、新婦と新郎にはアントラージという特別に選ばれた集団がいて、普通は６人ぐらいだそうです。しかし、うちの式では、先頭に立つメードアブオナーとベストマンを除いて、参加してもらう友人が７人・・・ずつ。７７７７？誓って偶然ですよ！

どう見てもこれはプライペートの小さな式ではないですね。（笑）それはいい事でもあるし、難しい事でもあります。とにかく、これほどのお客さんのために準備するのはさすがに大変です。大きい場所が要るし、食べ物とか花とか他の装飾とか、２００人分を揃えるのに頑張らなければなりません。でも、結婚式は大きければ大きいほど楽しいでしょう？あ、それは、楽しいかもしれないと言った方がいいかな？だってアメリカの結婚式は行った事ないんですから。^_^;

この（初めての）結婚式以外に、他の事にもすごく期待しています。僕たちはアメリカから日本に引っ越してもう２年間が経っています。今まで一度も自宅に戻ったことなくて、結婚式で久しぶりに家族と友達に会えます！実は去年、両親と弟は一度日本に遊びに来たけど、彼等も楽しみにしています。:)　最後に、最近グアムにはけっこう行っているけど、婚約者の家族とも仲良くできる機会を見逃すわけにはいけません。特に可愛い娘さんと結婚する時に。

実感はまだ湧かないけど、前に突き進まないと何の効果もない！

（この日記はjunさん、キシベシローさん、えじゃさんのおかげです）

この先の３ヶ月の決意

この前の日記で語ったように最近色んな事に取り組んでいて、今の状況を一言で言えば「忙しい」。仕事は確かに頑張っているけど、正確には仕事で忙しいのはほんの一部で、どちらかと言うと私事でやる事が多いです。色んなことに巻き込まれて、手をつけられないでいた僕は、数日前やっと立ち止まってじっくり考えてみました。最優先事項は何だろうか？いったい何のためにこんなに必死に努力して、忙しいのでしょうか。前に重要な”任務”と位置づけた「日本語、心理学、語学」について考え直そうとしました。

考え出した目的は４つ。それぞれ締め切りをつけて、同時に取りかかっています。ちゃんとした日記を一つずつ書きたいんだけど、とにかく具体的に説明させてください。

1. 結婚式ー７月７日に予定している結婚式を充実したものにすること。
   今婚約者には実家に帰って主な準備をしてもらっているところです。だから彼女もけっこう忙しいんだけど、少しだけでもその仕事を分担してスムーズに行くように僕も手伝っています。
2. 日本語ー８月１日までに日本語を流暢に話せるようになること。
   日本語が上手くなりたいのはもう言わなくて分かるでしょう？だけどなぜそんなに早いかというと、この日に日本を出てアメリカに帰るからです。その前に思いっきり頭に刻み込みたいです。
3. 帰国ー８月１日までに準備を済ませて、無事にアメリカに帰ること。
   大好きな日本を出ることはとても寂しくて実感が湧かないけど、アメリカに夢があるので固く決意しました。帰国に向けての荷造りとか、出会えた友達との別れとか、今の仕事を終える事とかに集中しなければなりません。
4. 仕事ー８月１５日までにアメリカでの仕事を決めること。
   例の夢はまだ先の話だから、ともかく今の仕事が終わったら何が何でも新しく出来た家庭のために稼がないといけないんでね。なので日本からでも調べたり探したり申し込んだりするぐらいならすぐにできます。

以上、僕の９月までの新しい４つの任務です。既にそれぞれの仕事に、todoリストとか、ノートブックとか、パソコンのフォルダとかを用意して、そして、この日記で決意表明も済みました。

後はやるだけだ！

（この日記はukohさん、けいこさん、shinopanさん、cocoさんのおかげです）

最近仕事が忙しい

４月といえば始まりですね。公務員の僕にとって、この始まりっていうのは特に学校の新年度を意味します。新入生だけではなく、先生も変わったし、教科書も何年かぶりに変わったし、うちの教育委員会での担当者まで変わったので、今年は二ヶ月前と比べて全然違います。

僕が帰国するまで後わずか２ヶ月くらいしか残っていないから、最後という事で子ども達が英語を本当に楽しいと思えるよう、教え方を変えてみたいと思っています。小学校のレッスンの計画を立てたり、中学校で貼った英語コーナーという英語独特の壁を考え直したり、全部で７つの学校の授業の構成も（始まりの挨拶とか、英語での指示等々）色々考え直したりする事にしました。この２年間の中で、かつてない成果を出している、と言えます。

まあ、日本に来る前に語学でも何の教科でも教えるのは考えた事さえなかったのです。しかも、幼い子供達と接する仕事をした経験がありませんでした。だからこそ初めて来た時はどちらかというと研究していた頃の情報や知識をなるべく増やすべきだなと思っていました。

あっという間に１年間半経過。今まで経験した事を振り返ってすぐ活用しないと、アメリカに帰ったらもう使う機会はないかもしれません。先生になる夢もないんだもんねえ。

それでこの準備とか子供との遊びとか、色々な事を増やしているせいであまりにも時間がなくなってしまったんです。もちろん大事にしている勉強の時間もほとんどなくなりました。いい事の為にしていることだから誇りに思っているけど、正直ちょっと疲れていますよね。（笑）とは言っても、それはだいたい仕事の時間中にやる事だから、家に帰ると自分の時間があるハズです。

実は、最近飛行機に乗って旅行に３回も行ったので、それで忙しくなって書きたかったのです。だけど、もう仕事の悩みで今日の日記は十分になっているようなので、これで失礼します！

（この日記はjskiさんとけいこさんとゆたさんとりょうすけさんえじゃさんのおかげです）

結婚式の乾杯

この前の１０月に初めて日本の結婚式に参列させてもらいました。新郎は僕が留学した時にお世話になったホストファミリーの、いわゆる僕のお兄さんでした。日本でもアメリカでも初めての結婚式だったし、初めての正式の乾杯をした時はやっぱりちょっと緊張しました。（笑）乾杯と動画は以下です。ああ、懐かしい！

ーー

Hello.  Sorry, I can't speak Japanese.  English only, OK?  ・・・あ、アメリカンジョークで、すみません。

TさんとKさん、おめでとうございます。

私はTの弟のグレッグです。漢字で書いたら、愚かの「ぐ」、冷たいの「れい」、そして倶発の「ぐ」。こちらは私の妻のジャスミンです。どうぞよろしくお願いします。

Tにはもう一人の弟がいることを（みなさん）ご存じでしたか。３年前、私はアメリカのワシントンDCから名古屋に留学しに来て、四か月間MさんとTOさんの三男として大変お世話になりしました。残念ながら一度もTに会う機会がありませんでした。今年のお正月にやっとTに会ってね、びっくりしました。お父さんと同じくらい面白いじゃないかと。

また、不思議な事に松本家とも縁があるみたいです。なぜかというと、Kさんの両親の実家の島根県（内の市）に、今私が住んでいます。（内の町）をご存知でしょうか？

この二つの家族の間に、もう一つの縁があるとしたら、それはなんと、私です。私たちがどこにいても、ずっとこういう関係を忘れずに友達でいましょう。

これで終わったら、妻のジャスミンによると全然ロマンチックな感じがしないっていうので、TとKのこれからのことも考えてきました。今日はまだ十月でしょう？じゅう・が・つ。じゅうって、「充実」と思い付いて、一緒に充実した日々が送れますように。がって、「画像」と思い付いて、一緒に美しい画像がたくさん作れますように。最後につって、「付く」と思い付いて、一生、一緒にくっ付いて暮らしていけますように。合わせたら、「幸せな二人がくっ付いた充実した画像がいつまでも続いていくでしょう」のような感じですね。

それでは、二人の門出を祝して、乾杯したいと思いますので、みなさんご唱和願います。Cheers、乾杯！

（この日記はtakuriさんとkaoriさんとPURIJINさんと友達の北尾さんのおかげです）

年賀状・クリスマスカード

皆さん、

メリークリスマス！ハッピーニューイヤー！ハッピーホリデーズ！

これは初めての年賀状ですが、よろしくお願いします。多分アメリカのクリスマスカードの書き方に間違えてしまうかもしれないけど、「去年の回想」から始めたいと思います。 私とジャスミンはさすがにバタバタした年を過ごしました。この１２ヶ月間にグアム、東京、名古屋、京都、大阪、広島を訪問し、今住んでる島根県と隣の鳥取県でも色々な所に行ってきました。旅行と言えば、最も大きいのは８月に両親と弟が日本にやってきた時で、東京と名古屋と京都と島根県を訪ねました。その時に実の両親を名古屋のホストファミリーの両親にやっと紹介できました。

私が元気な子どもに英語を楽しく教えてる間に、ジャスミンは大人の方に家の近所で教えることにしています。ヒマな時間に７月のグアムの結婚式を熱心に計画して、色んな和食の料理の腕を磨いただけでなく、日本語さえけっこう分かるようになりました！二人でアメリカの大学院に入る準備をする、６月に試験を受けてきました。私のほうはもう一つの心理学専門の試験を受け、そして２級の日本語能力試験を準備せずに受けました。７月下旬の帰国までに、私達は日本語をもっと勉強したり、長野や北海道にスノーボードを経験しに行ってきたりする予定です。

みなさんはいかがお過ごしですか。今年もよろしくお願いします！

（この日記はかずおみさんとpacoさんのおかげです）